まきのうさんのまきのさん

ゼロからの新規就農。ほぼ毎日の作業記録をだらだらと記録していきます。

オクラの種事情考察~コナガ増加の兆候(4/22)

さてさて、

ちょいと長文です。
最近、種苗メーカーの発芽率の安定から、ダイコン農家は手播き、シーダーテープ播種でも、3粒じゃなくて2粒、
加工用ともなれば株間狭めて1粒、というのも多くなりました。
そしてトマトやキュウリに関しては抵抗性品種の導入、特に大きいのは仕立て方の多様化によって
株数を多くしなくても収量、品質を確保できる工夫や技術が確立しつつあります。
品質・収量を別の投資でカバーできる、初期の種苗代をケチっても必ずしも収量・品質低下につながらない品目が増えました。
しかしオクラの場合、ちょっと違います。
厄介な立ち枯れ病が2種類(リゾクトニア・ピシウム)いる、
それに加えて一穴当たりの本数が少ないとストレスがかからず樹が太くなって実も太くなり、硬くなりやすい特徴があります。
しかもオクラはオクラなので、甘い辛い苦いなどの味の評価はほぼありません(暴言?直売なら多少は話が別)。
・やわらかい、という評価
・色の濃い薄い、という産地や消費者の好みという曖昧な評価
この2点がオクラの評価、です。ネットかFGか、という出荷形態の違いは省略。
ですので(今の時点では)やわらかい、という唯一の市場評価を得るためには
肥料や土づくりよりも“1穴当たりの本数が少なくない”という事が大事、
だと俺は思ってるし、間違っていない、はず。
という事もあってか、国内の多くの産地は4~5粒播種が多く、
敢えてこれを減らすことによって収量や品質を保てる技術は俺は知らない。
(知ってる方がいましたら、ぜひぜひ教えて欲しい…)
収量・品質を疎植でカバーするのが難しい事もあり、最近では密植を好む農家が増えています。
※俺が見た一番すごい例では、マルチなし2条播きガチ保温※
最近はホームセンターでもポット売りで本数が多いやつが増えたのは
そういう事情を受け止めたホームセンター側と種子供給側の意見が合致した背景があるとかないとか…。
実は大学校で、オクラの1穴当たりの本数による収量の違い、というカンジで実験・卒論を書いたのですが、
ちょうど最盛期に今のお師匠さんになる農家さんへの実習に行ってしまったので、
結局実の味や見た目の比較についてはすっかりやるのを忘れてしまった。
オクラ作ったことある人なら経験的にわかりますから、と読んで下さっている方に丸投げします。

と長い前置き、、、
昨日追加分のオクラを播きましたが、
実はトンネル支柱が微妙に足りない、という計算ミスのため、
差す間隔を1.5倍、100m分の最後までいかない、という事をしたため種が余りました。
午前中はポカポカ陽気のためトンネルの開放に加え、2週間遅れになってしまいますが
オクラの株数が少なそうな所へ追い播き。
現在、元気に育っているやつの写真を。ようやく本葉一枚目。
mini_140422_0846.jpg
後から敗者復活、というか、遅れて発芽したものが続出していますが、
綺麗に発芽したものもバタバタと倒れてしまっていく現状。
くそぅ…リゾクトニアェ…

今日はほかに1,2回目の定植分のキャベツにジャックポット顆粒水和剤を撒きました。
スピノエース→スピノエース、と来ましたので変化を。
それにスピノエースはあと1回しか使えません。
ハッパもデカくなり、撒くのも大変です。葉裏までしっかりかけねば意味がないので
往路で上から下から、復路で下から、と両側の葉裏にかけました。
しっかし、かけてる傍から
「うわ、なんか来たぞ!」
とがちゃがちゃコナガが飛んで逃げていく。
mini_140422_1316.jpg
ヨトウやアオムシみたいにバリバリ乱暴に食べたりしませんが、コナガの被害は確実に増えています。
特に東側、隣接の畑は今、先週耕耘したばかりで草一本も生えていませんが、
その先、細い畦道を挟んで完全耕作放棄地。
“あぁ、コナガ飛んでるなぁ”レベルから
“この畑にはコナガが発生している”レベルへ。
収穫まであと2カ月を切りましたが、警戒レベルを一層上げなくてはいけません。
BT剤やスピノエースみたいな“レベル5グラビガ”な農薬ではなく、“ザラキ”な農薬をチョイスする必要が出てきます。
撒いた後はリーマン時代から愛用の無印良品メモ帳、作業倉庫のホワイトボード、そして
mini_140422_1348.jpg
マルチに記録。
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  1. 2014/04/22(火) 21:08:54|
  2. 農作業
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